96c.i. Early Shovel meets Dyna S.
68年アーリーショベルです。
元々排気量を上げられていて3 5/8(Bore)×4 5/8(Stroke)=96ciというスペックです。オーナーさんに「3拍子は出ないかね?」という要望を頂きました。
今回はデスビを交換のうえに比較的3拍子が出やすい印象のダイナSに変更します。
右が使用されていたMallory製デスビ、左が今回使用するS&S製デスビ。
先端のギアの歯の向きが異なります。これでデスビ内のシャフトの回転が逆回転し、これまで使用できなかったフルトライグニッションが使用できるようになります。
右が従来のギア、左が専用のギア。当然歯の向きが逆です。
取り付けにスライス調整等が必要ですのでエンジンO/H時に特におすすめです。
エンジンのスペック的に比較的3拍子のアイドリング向けではないのですが…聞き慣れたダイナSらしいアイドリングを奏でてくれました。
同時に始動性、走行性もアップし、ほぼ狙い通りの結果になってくれました。